サラリーマンこそ「ゆるいつながり」を作ろう-GIVE&TAKE-
仕事ができる人と聞いて思い浮かべるのはどんな人物ですか?
・頭がめちゃくちゃきれる人
・独創的なアイディアを出す人
・人間関係を気にせず、突き進む人
業種によって色々ありますよね。
でも、このような人になるのは難しいです。
僕ら凡人はそんなキレキレのアイディアなんて出せないし、マルチタスクをアホみたいに早くこなすことなんて出きません。
今回はサラリーマンとして必要なスキルは、そんな特別なものではなく、誰にだってできるものだという話です。
ゆるいつながり
サラリーマンにとって大切なのはゆるいつながりをたくさん築くことです。
もう一度言いますが、ゆるいつながりです。
強い繋がりでもなく、ゆるいつながりでOK。
ゆるいつながりがいい理由
①すぐに作れる
②困った時に便利
③多くの情報がやってくる
以上3点。解説していきます。
①すぐに作れる
ゆるい繋がりはすぐに作れます。方法は簡単で、相手に親切すればいいのです。
初めての人に出会った瞬間から
「この人にどんなことをしてあげられるだろうか?」
こう考えることが大切です。「五分間の親切」でいいんです。
・五分間の親切
初対面の人に会うたびにいくつか質問をして「五分間の親切」を実行するチャンスを探す。今はどんな仕事に取り組んでいるのか。何か困っているのことはないか。意見やアドバイス、誰か紹介してほしい人はいないか。
出会った瞬間から「相手のためにできることはないか?」という気持ちですね。
②困った時に便利
ゆるいつながりは困った時に便利です。
仕事をしていると、しょっちゅうわからないことが出てきますよね。
他部署のことや専門外なこと、日々わからないことばかりです。
そんな時はゆるいつながりを頼りましょう。
人は助けてもらったことは覚えており、必ず何かお返しをしたいと考えている。
常日頃からちょっとした親切を心がけているおかげで、困った時に周りの人に頼ることができます。皆、惜しみなく協力してくれます。
ギバーには損得勘定抜きで、気前よく知識を共有したり、スキルを教えたり、仕事を見つける手助けをしたりした実績があるので、もう一度連絡をとったに二つ返事で助けてもらえる
③多くの情報がやってくる
ゆるいつながりは普段全く接しない人と築いておくとさらに有効です。そういう人は自分に持ってない情報を持っている可能性が強いからです。
「うちの会社、ついに野菜を扱うってよ」
「野菜?そんな専門のやつ誰もいねえよ」
「あ、そういえば五年前に野菜が趣味の社長と取引したな...」
「今すぐ電話しよう!」
ゆるいつながりはやがて「休眠状態のつながり」になります。
自分がよく知っている人というのは、自分と似たような人が多いです。アドバイス、情報も似たようなものが多いです。
一方休眠状態のつながりにある人は、しばらく会っていなし、自分から遠い分野の人です。だからこそ、「休眠状態のつながり」のアドバイスがより多くの情報をもたらします。
他部署の人、地元の友達、SNSで知り合った人。なんでもいいんです。
休眠状態の人間関係を復活させることは、一から関係を始めるにと同じではない。再び繋がるとき、まだ互いの中に「信頼感」が残っている。
歳をとればとるほど、休眠状態のつながりは増えていき、より貴重なものになりますね。
無駄だと思っていた名刺ファイル、案外役に立つかもしれませんよ。
注意点
ゆるいつながりを作るメリットを紹介しましたが、ゆるいつながりのメリット求めて、人に親切するよりも、ギバー(与える人として)人に親切したいところです。
人に与えるのが当たり前でない人は、人に頼ることができません。
「何かお返ししなくてはならない」
そう考えるからです。
「この人にしてあげられることは何か?」
の思考と行動の結果が「ゆるいつながり」だとベストですね。
まとめ
結局、仕事に置いて重要なのは、人間関係です。凡人でも、たくさんの人の力を借りれば大きな仕事を効率的に進めることができ、キレッキレのエリートに勝つこともできます。
普段から周りに与えることでゆるいつながりを持っている人が、サラリーマンとして一番仕事ができる人です。
出典