幸せは学歴ではなく、生き方で決まる
僕の会社には高学歴の人とがうじゃうじゃといる。
彼らが受験勉強時代に費やした努力は計り知れないものがあるだろう。
僕はずっと、いい大学を出るほど、スポーツ等の大会で優勝するほど、人生は幸せなものになると思って生きてきた。
ところが、彼らを見ていて、そうではないことに気がついた。
いい大学に入ることが、その後の人生の幸せを約束してくれるわけではない。
僕は、善く生きるためには、能力よりも生き方が大切だと思っている。
人生を楽しくするのは、学び続ける姿勢だ。
学ぶことをやめた瞬間、人生は一気に暇になる。
多くの人は就職すると学ぶことをやめる。何か新しいこと、難しいことに挑戦するのをやめる。
もう自分はそんな時期ではないと思っているのだろうか。
ほとんどの人は、人生で何をすればいいかわからない。仕事しかなのだ。
それもそうだ。今まで言われたことをやるのが優秀だった人材だ。
少しでも面白そうだと思えばすぐにつまみ食いし、あちこち手を出してきた僕に、好奇心と言う点で勝てるはずがない。
あとは会社で40年働くしかない彼らにとって、会社が全てだ。
「会社で嫌われたら終わり」
「失敗してできないやつと思われたら終わり」
毎日ビクビクしながら仕事をしている。自ずと失敗する回数を減らそうと、未知なものへの挑戦する回数は減る。
一生懸命勉強した先にあるのが、毎日ビクビクしながら生きることなのだろうか。
死んだ顔をしながら毎日仕事をするためにお勉強を頑張ったのか?
休日も仕事のことを考え憂鬱になるために頑張ったのか?
一方低学歴な僕は、失敗なんてちっとも大したことないと思うし、人生は努力次第でどこからだったやり直すことができると思っている。
努力次第で、人はいつでも成長できると思っている人は予想以上に少ない。
皆、最後の学校の学歴で人生が決まると思っている。
人間の力は先天的もので決まっているという考えに似ている。固定思考だ。
実際、学歴決まっていようと、もっと言えば遺伝レベルで決まっていようと、そんなものはどうだっていい。
努力次第で人は変われると自分が思って行動すれば、そこには行動という結果が確実に残る。
僕は誰だってどの立場にいようと、人生を幸せにすることはできると思っている。
全ては生き方次第だ。
どんなに下にいようとも、自分で決めた努力を継続すること。大切なのは、昨日の自分よりレベルアップすることだ。
できない理由は山ほどある。できる理由を探すんだ。
現に俺は大学受験の勉強を一つもしていない、社会人だ。
英語なんて皆無に等しい。
それでも、英語の勉強をやると決めた。
決めてから毎日勉強した。
結果、TOEICで800点後半を取ることができた。
会社の人はあり得ないという顔をした。
僕からしたらそこまでのリアクションがあり得ないと思った。
英語は順序たてて、正しい勉強をやれば確実に点数が伸びる。
でも学校の英語のカリキュラム、学校での勉強法が世の中の勉強法だと思っている人たちにとって、留学なしにTOEICの英語聞き取れるのはあり得ないことなのだ。
逆境や困難に打ち勝とうとする姿勢。
人生を自分の手で操作しようとする姿勢がその人の幸せを決める。
一回、人生は努力次第でなんとでもなると言う感覚が身につけば、あとは楽だ。どんな困難が待ち受けていようと、また努力すればいいだけの話。
そのあとには成長が待っている。
こんな楽しいゲームは他にない。
学歴や境遇で悩む前に、自分の生き方を考えてみてはどうだろうか。
Lose yourself.