大企業に染まっていく
企業研修もようやく慣れてきたところです。
ブログに関しては落ち着いたらたくさん書こうと思っていたのですが、今ここで記しておかないとやばい気がしたので書いておきます。
とにかく、大企業?というか社会に染まっていきますたぶん。
たぶん僕が今思っていることは
「社会人として当たり前だ!」
と言われてしまうと
「はいわかりました。」
となり話が終わってしまうので、そのへんはよろしくお願いします。
本題に入ります。
いくつかやばいのがあるんですけど特に思ったやつ挙げていきます。
- 企業理念の唱和
これはやばいです。毎朝、全員で唱和します。
終いには最後のテストに出題とか言い出し、暗唱できるようにしておけとのこと。
みんなどうしてなんの疑問も持たずに淡々と企業理念を唱和できるのかがわからない。
間違いなく企業理念の意味まで考えたり、お客様のことを想像しながら言っているやつはいない。
もはやそこに思考はない。兵隊である。
とにかく意味がわからない。本当に一生懸命なのか知らないがみんなして、言っている。
愚痴すらも聞いたことがない。
企業理念を全員で毎日言うことの意味がどこにあるんだろう。ただのルーティンワークだ。
企業理念の他にも何やら宣言等含め5分から10分程度かかる。
無駄。
- お客さまの気持ち研修
これも意味がわからない。まだ、働いたこともなければ、お客さまという存在さえも知らない僕らにとことん「お客さま」という存在について語りやがる。
「お客さまのおかげ」
「お客さまのために」
もういい。1つも面白くない。
ディスカッションをする機会もたくさんあるのだが、みんな決まって口にするのが
「まず、お客さま第一だよね」
すまん。わからん。相当わからない。別にそれが悪いとは思わない。成功者は大抵そういうことを口にしている。ただ、それは彼らが苦しんだ末にそこにたどり着いたわけであって、僕らが始めから「お客さまために!」とか言っても熱意や深み違う。全く違う。
そもそもお客さまって、だれなの?
- コミュケーション能力研修
「上司に積極的に質問しよう」
「1年目は失敗してもいい」
「コミュケーション能力が一番大切」
もうわかった。みんな知ってる。
どうせ何十年も前から言われてきたことだろ?
それでもみんな苦戦してるじゃねえか。
コミュケーション能力なんてものは、あるやつはあるんだよ。
というか、仕事をうまくしていく上で必須になってくると思う。
だから追々ついてくるものだし、そんな能力は本人がその気になればつく。
それを意味不明に
「コミュケーション能力を上げるために、グループで自己紹介しましょう。」
そんなんで上がるかボケ。
何かあればコミュケーション。もういいうるさい。
他にもビジネスマナー、お偉いの話などなど。
こんなものに全国から講師やら専門家やら呼んで1ヶ月費やす。
周りの同期もだんだん染まっているのがよくわかる。
この雰囲気は義務教育と何ら変わりない。
単に決まり文句として「社会人として〜」「社会人は〜」が付け加えられ、説得力が増したように見えるだけだ。
これがしっかりとした社員育成体制と世間では言われているのだから笑っちゃうよ。