非モテコミュ障が女の子と会話するためのステップ
「初対面の女の子に声をかけるなんて絶対無理!」
まさしく全非モテ・コミュ障の悩みです。
かく言う僕も男子校出身。
男子校とは?
『「無条件で女の子と同じ空間に居ることを許される人生のゴールデンタイム」を与えられない教育機関のことを指す。』
僕らに非モテコミュ障にとって、女の子に話しかけるという行為は、それはもう「東大に入れ」と言われているかのごとく、ありえない行為なのです!
一方、世の中にはモテ男が存在します。知らない女の子にさえも、息をするように声をかける。あのコミュ力はなんなんだろう......
僕ら非モテは一刻も早く方法が知りたい。そう思い、教えを請います。
非モテ(質問)
「どうやったら、話しかけるれますか?」
「なんて話せばいいんですか?」
「コツとかってありますか?」
モテ(回答)
「気合いだよ」
「男に話すように自然体でいけばいいよ」
「ノリじゃね?」
そう、全くあてにならねえ.....!
奴らは、僕ら非モテとは違う人種なのでしょうか。僕には全くわかりませんでした。
「ああ、生まれが違うんだ」
非モテ戦士は絶望し、続々と戦場から去っていきます。
非モテのみなさま、心配ありません。
そもそも前提が違うのです。
僕ら非モテコミュ障は、そもそも「人と話す」ってことすら下手くそなんです。
それをいきなり「女の子に話しかける」っていうフェーズに入ると一瞬で殺されます。
僕らにとって女の子との会話はまさに「メジャーリーグ」。
野球したこともないのに、アメリカに言ってもアホです。
スモールステップ法でいけば全員確実にメジャーリーグにたどり着けます。
大切なのはスモールステップを踏むことです。
最初から高い目標を掲げるのではなく、目標を細分化し、小さな目標を達成する体験を積み重ねながら、最終目標に近づいていくこと。
スモールステップは目標を達成するための鉄則。みんな勉強や、スポーツで上達する際に意識はしていなくても、このプロセスを経ているんです。
では実際にどのようなステップを踏んでいけばいいのか紹介していきます。
①男友達と話す
男友達と話すことなら緊張せずにできるはず。
しかーし、いつものように何も考えずに話していてもコミュ力は上がりません!
逆に言うと、仲のいい男友達との会話でも、コミュ力は鍛えられるんです!
ポイントは「考えながら話すこと」
具体的に考えることは
「何を言えば相手は喜ぶか」
「相手の気持ち」を考えながら話すことです。どう言えば相手は気持ちよくなるのか。逆にどう言えば傷つくのか。
仕草や、表情や相手の生い立ち、好みを吟味しつつ、言葉を選択しなくてはならない作業です。
会話と並行しながら、喋ることを頭で考えて、それは相手が喜ぶか否かをジャッジする。
脳がフル回転ですね。
いやー、コミュ障にはきつい!
「めんどくさいせー」
そう男友達話すときくらい、自然体で話したいですよね。わかりました。
一生非モテでいてください。
②仲良くない身近な男と話す
毎日、同じメンツと話してません?
周りを見渡してください。
名前は知っているけれど、普段喋らないけど男友達。クラスとか、会社とかで結構いますよね。
どんどん話しかけてください。
内容はなんでもいいです。仲良くない人と話すことが大切なんです。
コミュ障は身内の友達とばかり話します。お互いの好みもわかっているし、キャラを決まっているのでものすごい楽ですね。
反対にあまり仲良くない関係はお互いのことを知りません。どのように扱っていいのか、何を言っていいのか困ります。
ステップ②では、自分のことを「俺はこういう人間だ」ということを晒し、「あなたはどういう人間なのですか」と相手のことを聞き出すというプロセスを経験します。
おすすめは
自己開示(自分の話):3
質問(相手の話):7
初対面すぎるときついので、仲良くない知り合いを相手にしましょう。クラスにいる名前だけ知ってる奴とかをね。
あまり考えなくていいです。実際にやってください。
③店員さんに「ありがとう」を言う
「ありがとうございます」
レシートをもらった後の一言。
これは結構簡単ですね。コンビニ等レジでお会計の後に店員さんに「ありがとう」を言いましょう。
必ず相手の目を見て言ってください。
ここでは、初対面の人に言葉を言う練習をします。
コミュ障とか関係なく店員さんに「ありがとう」って言ってる人少ないです。店員さんも嬉しいし単純にいいことですね!
まあでもコミュ障にはこれすらきつい....!
できれば女性の店員、もっと言えば可愛い方を選ぶと緊張するのでいいかもです。
④飲食店で店員を呼ぶ
「すいませーん。生ひとつ!」
ガヤガヤした居酒屋でさらっと大きな声で店員を呼ぶことできますか?
コミュ障はこれが苦手です。まあ普通に緊張しますよね。
僕もいつも周りの人に呼んでもらって生きてきました。
あれって案外通る声でやらないといけないんです。
コミュ障は声を出すことにも慣れてないです。
女の子の前でぼそぼそゴニョゴニョと篭ったような声でいうのはNG。
声を通す練習する機会を日常で見つけましょう。
できればガヤガヤ度が高い居酒屋だといいでしょう。
⑤エレベーターで乗り合わせた人に何階か聞く
「何階行かれますか?」
エレベーターで乗り合わせた人に聞いて、ボタンを押してあげましょう。
普通の人はやらないので結構恥ずかしいです。笑
でも普通の人がやらないことをやってかないと、コミュ障はコミュ障のままです。
ちょいと難易度が上がりますね。
⑥おばちゃんに話しかける
「お疲れ様です〜」
「いい天気ですね〜」
トイレ、学校内の清掃のおばちゃん。会社のおばちゃん。バイト先のおばちゃん。世の中におばちゃんはいます。気軽に話しかけてみましょう。
女の子と話す前に、おばちゃんと話すことで女性と関わる抵抗を無くすことから始めます。
心配しなくても大丈夫です。おばちゃんは話しかけるだけで、向こうが勝手に話を勧めてくれます。
若い子のような塩対応もありません。おばちゃん、とってもいい人。
⑦初めての人と話す
初めての人との会話をしていきましょう。
タクシー、美容師、行ったことのないバー、機会は日常にいくらでもあるんです!
上記のような場所だったら、会話するのは不自然ではないですよね。
とりあえず、話しかけるのはあなたから!
大丈夫です。相手は会話のプロのような方々です。あとは上手に導いてくれます。
これまでのエレベーターや、コンビニのレジでしてきたように、予め用意したワンフレーズを言うのでなく、会話をします。
言葉のキャッチボールです。台本はありません。
ここまでこれば絶対にコミュ障ではありません!!
⑧身近な女の子と話す
ここまできて、ついに若い女の子と話せるよになります。
クラスの女の子、会社の同僚、女友達(いねえよ)と話しましょう。
でも、会話はできても目を合わせるのめっちゃきついんですよ笑
別に一言、二言話しかけるだけでもOKです。男やおばちゃんと会話の練習を重ねたので、一言、二言をいうことを継続していれば、勝手に会話に進展する能力は備わっています。
女の子と言っても同じ組織にいる女の子です。塩対応や無視されることはありません。
あなたのこともそれなりに知っています。共通の話題にも困りません。
ここで女の子の喜ぶツボを探りましょう。
どういう話題を嫌がるのか。どんあ言葉に喜ぶのか。
⚠️だからと言って自分が気持ちよくなるための会話は絶対にしないでください。
女の子は優しいので、うんうん頷いてくれますが、意味ありません。
そんな話は飲み屋で後輩にしてください。
ここで女の子の喜ぶツボを探りましょう。
どういう話題を嫌がるのか。どんあ言葉に喜ぶのか。
女の子が無条件で話を聞いてくれる環境って恵まれていますなー。裏山
⑨初対面の女の子と話す(セッティング)
「女の子の目をみて話せるようになった!」
ついに初対面の女の子に立ち向かいます。
合コン、街コン、相席屋、出会い系といった恋愛を前提した上での出会いがおすすめです。
お互いハナからそういうつもりですから、初対面といえど出会って話すことは何ら不自然ではありません。
僕も初めて街コン行く前は死にそうでした。
「帰りてぇ.....」
大丈夫!あなたは会話ができる人。あとは女の子に慣れるだけ!!
ここにきてお金がかかってきます。セッティングされた出会いはお金がかかりるんです。非モテコミュ障はそれを言い訳にして行動しません。
非モテ「お金もかけたくない、けれど出会いが欲しい。」
モテ「じゃあ街とか海とかで声かければ?」
非モテ「絶対無理」
は、一生非モテの出来上がり。
街コン、相席屋、出会い系に行くだけで他の男とは一線を画しています。
みんな、「出会いがない」と言うだけで、何もしない。
確かに街コン、相席屋、出会い系とかって恥ずかしいんです。イメージも悪いし。
でもそういうプライドを自尊心を乗り越えて行動できる男はかっこいい。
僕はそんな男を心の底から応援します。
⑩ガチで初対面の女の子と話す
「出会いがない」
そういう人はおそらく知らないんですが、世の中に女性って35億人くらいいるんですよ!知ってました?
多分、そう言うあなたはずっと家に引き困っているってことですよね。
すいません。煽りました。
正確には
「話しかける自信がない」
ってことですよね。
ここまで積み重ねてきたスキル、自信も持ち、初対面の女性に話しかけるのです。
街や海、飲み屋、イベント会場で見知らぬ女性に話しかけることができれば人生無敵です。
一生出会いに困らないんですから!
まとめ
ステップ⑩は万人にはおすすめできないかもです。常識で考えたら異常らしいです
既にその感覚がない僕にしてみれば、少なくとも、ここまでステップを積んできた人は絶対にできます。
初めから、割とコミュニケーションに困っていない人ほど無理な印象。小利口な奴。
コミュ障だったけれど、小さなことから積み重ねてきた人は、自分に対する自信も積み重なっています。
「少しづつでも自分は変われる」
この努力で人は変われるという感覚は人生で一番大切な感覚だ。どんな困難にも立ち向かっていける。
ステップを1から積んだ人は、スタート地点がコミュ障であればあるほど、研究するし、考えてやるしかなかったはずです。自分の中でコミュニケージョンが体系化されています。
今まで会話を練習してきたんです。
そもそも会話に意識を向けて会話してきたやつなんかいません。会話を練習するものって考えたり、研究するものとしているやつんかまずいません。
だからこそ、僕たちコミュ障が積み上げてきた会話のメソッドはすごく貴重なものとなります。
ステップを紹介しましたが、どれからやってもいいです。要は自分はどこまでならできるのか、どこから始めて行かないといけないのか?冷静に判断してください。
最後になりますが、コンプレックスは大きければ大きいほどいいです。
コンプレックスが人を大きくします。
Lose yourself.
出典