上司に質問するのは迷惑だと思ってません?-GIVE&TAKE-
新入社員、若手社員のみなさんこんにちは。毎日お疲れ様です。
仕事をしていうると、日々わからないことが出てきますよね
わからないことは調べるか、上司に訊くしかありません。
でも、
「こんな単純なことを質問していいのか?」
そう考えてしまって、質問を躊躇することがたくさんあると思います。
上司の方にアドバイスを訊くのって、迷惑かもしれないし、自分の無能さを晒すので恥ずかしいし、何だか気が引けますよね.....
しかし心配ありません。
質問はどんどんしてください!
質問する人が好かれます!
最新の研究で、アドバイスを求めること(アドバイスシーキング)が対人関係においてとても有効であることがわかりました。
知識のある同僚にしょっちゅうアドバイスや助けを求めている人は、全く求めない人よりも、上司の受けがいい
人にアドバイスを求めること(アドバイスシーキング)の4つのメリット
①情報の獲得
②自分の身になってもらえること
③相手との関わり合いが強められる
④ゴマすり
①情報の獲得
上司は僕らの知らないことを知っています。
アドバイスを求めることで新たな情報が得られます。
質問する習慣がある人とない人ではどんどん差が開きます!
②自分の身になってもらえる
「こいつは今、ここで悩んでいるのか」
困っていることを伝えることは。今の自分の状況も伝えることになります。
また、アドバイスする方も適当にはしないものです。
こちらの状況を考えてからアドバイスするので、親身になってくれるのです。
僕「〜さん、仕事の進め方についてお聞きしたいのですが、どうすれば〇〇さんみたいに同時にたくさんの仕事をこなせるのですか?」
上司「そうだな。とりあえず、今どれくらいの仕事を持っているんだ?」
僕「今同時に進めているのは5件あります」
上司「五件だな。」
『確かに5件はこいつにしては多いな。仕事の分配が間違っている』
「そもそも新人のお前にとって、5件は少し多い。俺が課長に減らすよう相談してみよう」
こんなイメージです。
(こんないい上司いねえよ)
③相手との関わり合いが強められる
人間は自分の時間、エネルギー、知識や情報を投資してか誰かを助けると、相手がそれに値する人だと必死で信じようとする。
自分よりも下な人にアドバイスって求めませんよね。
人にアドバイスを求めるってことは、相手への信頼や、専門知識や洞察力に好意を持っていることを示すことと同じなんです。
好意を示されたら、上司はその好意にお返ししようと、より積極的に自分を助けてくれるようになります。
そして一度アドバイスをすると、わざわざ時間を割いてアドバイスしたのだから、その人のことを教えるに値する人物だと思い込む心理が働きます。
「一つのことしか聞いていないのに、三つのアドバイスをもらった!」
「その後も、進捗状況などを頻繁に気にかけてくださるようになった」
助言したことにより、アドバイスした側も感じるのです。そうしてちょいちょいその後の結果を聞いてくるんですね。
こうして関わる回数も増え、絆が強まっていきます。
④ゴマすり
質問することにはゴマすりの効果もあります。
先ほどあったように、相手のことをすごいと認めているから、質問するんですよね。
「あなたのことを尊敬しています!」
と暗に示すのと同じなんです。
上司はそんな部下が可愛くて好きなんですよ。笑
人間というのはアドバイスを求められるのが大好き
ということを肝に命じましょう。
アドバイスを求める際の注意
本心でアドバイスを求めないと意味がありません。
意味がないというか、演技しているとバレると、質問しない奴よりも評価が悪くなります......
疑問に思ったら躊躇せずに訊くけれど、わざわざ教えを請うために質問はしない!
というスタンスですね。
さあ、若手は上司の知識を吸収して利用してやるくらいの気概を見せてやりましょう!
出典