LoseYourSelf

低学歴。非モテ。俺たちの逆転劇はここから始まる。英語と読書、恋愛、そして人生を。

体験に勝る読書なし

僕は読書が大好きだ。僕の知らないことをたくさん教えてくれるし、困った時に知恵を貸してくれる。僕にとって読書は人生の困難を乗り越えるのに読書は欠かせないものだ。

これまでにも何冊もの本を購入してきたし、人生で一番お金を使ったのも本だ。特に自己啓発本やハウツー本、ビジネス書。これらは一通り読み漁ってきた。

 

そんな僕が最近思うことがある。

 

「体験した方が早くね?」

 最近、恋愛、仕事において行動派にシフトした僕は読書家よりも行動家の方が成長スピードが早いことに気がついた。(ここでいう読書家という定義に語弊があるのは許して欲しい)

完璧に調べてから、ようやく行動するという読書家のスタンス。これは「どこかに成功する方法は必ずあって、それを見つけるまでやらない」というスタンスだ。

これまでの僕は、仕事、恋愛、スポーツetcを本で学んでから行動に移すというまさに典型的な読書家のパターンを繰り返してきた。

 

「読書:行動」の比率で言えば5:5か6:4で、本で学んだことを行動で試してみるというやり方だった。

この生き方でも割とうまくやってきたとは思う。勉強、仕事、恋愛、スポーツetc、どれも人よりも下手なところから始まったが、本で調べて研究してやってきた。自分でもなんとかうまく乗り越えてきたつもりだ。

 

だが最近思うのである。

このやり方は成長が遅い

そして、結局やらないことが多い。

 

失敗を恐れてガチガチに固めてから、本番に臨むこのやり方は失敗しないためにはいい。しかし、完璧を目指すことには際限がないのだ。やろうと思えばどこまででもやってしまう。ものすごい時間がかかる。

そして読書では今の自分に備わっているものと足りないものが判断できない。フィードバックがない。

その結果、最低限の武器で勝てるはずの相手にも、最高級の武器を手に入れてから挑もうとしてしまう。不必要な準備に時間をかけてしまう。最高級の武器がいるかどうかは、戦ってみないとわからないのだ。

 

なおかつ読書は、全てが記憶に残るわけではないので、時にものすごく非効率なのである。今必要ない情報も、いつか必要になるかもしれないからと言って吸収しようとするのは無駄だ。そんな知識はほとんど記憶に残らない。

僕たちが生きていく上で大切なのは、学びを自らの血肉とすることだ。

 

「1次情報」とも呼ばれる「体験」そのものは成長のスピードが圧倒的に早い。なぜなら自ら経験し、そこには感情が伴っているからだ。自分が実際に失敗したことには恥じらい、悲しみ、悔しさといった強烈な感情が残っている。

僕は学生時代の部活での失敗を教訓として今でも覚えている。あの悔しさから得た学びを一生忘れることはない。

 

本を読むことはいい。大切なのは「今自分に足りないものは何か?」ということを洗い出して本なりネットなりで調べることだ。

 

調べてから、行動しようとしても意味がない。世には情報が腐る程ある。どれも大切に見える。それを全て詰め込んで挑むというのは無理なことだ。実際やってみると現実はイメージしていたものと違う。

 

 

とりあえずやってみて、ダメな部分を本なりネットなりで調べて補うというやり方でやっていく。

考えてから走るというよりは、まず、とりあえず走る。そして、走りながら考えるという感じだ。

 

割合は2:8でいく。とにかく実践を増やす。

 

読書はたくさんの知識を与えてくれる素晴らしいものだが、僕は別に教養人になりたいわけではない。

そもそも論で言えば読書は、人生の目標を達成するためのツールの一つだ。本を読むことが僕の目的ではないことを忘れていた。

 

頭でっかちになっていた僕に大切なのは行動。

「これからは行動してから考える」というスタンスでいこうと思う。